MovableType4の特徴をまとめてみました
今までMT4以降はMT3.5と全く勝手が違うため、敬遠していましたが先日SixApartさんから「Movable Type プロフェッショナル・スタイル」という書籍をいただきました。
これはCMSツールとして進化したMovableType4を使いこなすためのノウハウが詰め込まれた本で、MovableType4の概要やテンプレートのカスタマイズからプラグインの作成まで中上級者向けの書籍です。
この本を見てどっぷりMovableType4に魅了されたので、MovableType4の特徴をいくつか。
使いやすくなった管理画面
MT3でもWYSIWYGのプラグインを入れたり、確認画面をパワーアップするプラグインを入れたりすることである程度初心者にやさしくなりますが、まだまだ製作者よりの管理画面でした。しかし、MT4では全体の画面遷移がすくなくなったり、ファイルのアップロードもファイルマネージャー機能がつき飛躍的にユーザビリティーが向上しています。
カスタムフィールドの基準搭載でますますCMS特化に
MT4ではいつも使用しているエントリーフィールドのカスタマイズプラグイン「RightFields」が対応しておらず、弊社の制作には適していませんでした。しかし、MT4.1からカスタムフィールドが基準搭載し、複雑なWebサイトの構築にも対応できるようになりました。
私自身、一番ネックだった部分です。
ユーザー管理機能の向上
MT4ではあたらしく「ロール」と呼ばれる機能が追加されました。
これはユーザーの権限を管理できる機能で、公開までのフローにより権限わけできるようになりました。
たとえば企業サイトを運用する場合、投稿者が作成したコンテンツを公開前に管理者がチェックし、公開するようなケースも多くなると思います。
ここでロール機能を使えば下記のようになります。
①公開権限のない「ライター」が記事を下書き保存します。
②修正権限のある「編集者」が記事の内容をチェックして修正します。
MTの機能を利用して任意のメールアドレスに通知します。
③公開権限のある「責任者」が記事を公開します。
④コンテンツ更新時に関係者全員にMTからメールで通知が来ます。
このように役割ごとに権限をもたせてアカウントを管理できるようになりました。
しかもMTから確認のメールを送ることができるというオマケつき。
すごい。。。
エントリー自動保存機能搭載
いままでブログの作成中に間違って消しちゃったりしたことはありませんか?
私はタブブラウザを使用しているので頻繁に消してしまいます。。。
しかし、MT4では自動的に更新内容を保存してくれる機能があるので、うっかり消しちゃっても大丈夫。
グローバルテンプレートの登場
弊社の制作スタイルとして、複数のブログシステムでひとつのWebサイトをつくることが多くありました。
たとえば、新着情報用のブログ、用語集用のブログ、スタッフ紹介用のブログなどそれぞれのブログで「RightFields」を使用してエントリーフィールドのカスタマイズを行い、制作をしていました。
これはブログを分け、それぞれの更新専用に管理画面をカスタマイズすることでお客様の更新しやすさを向上するという目的があります。
このとき、ヘッダーやフッターは全ブログで共通だったので、モジュールではなくわざわざテンプレートファイルとして書き出し、それを読み込んでいました。
しかしMT4では複数のブログでも同じモジュールを使用できるようになり、管理が簡単になりました。
テンプレートセット機能の登場
MT4.1からテンプレートセットという機能が登場しました。
この機能は、同じテンプレートを使用して別のブログを作成するときに今までは一つ一つコピーしていたものが、テンプレートをプラグイン化することで、プラグインフォルダにあげて、テンプレートの適用ボタンをクリックするだけで同じブログを複製することができるようになりました。
この機能は使い方によっては非常に強力で、フランチャイズ店舗など同じデザインで複数の地域にあるホームページを制作するときに役立ちます。
ベースのテンプレートをつくれば後はプラグイン化して、ボタンを押していくだけです。
最後にMovableType4.1のライセンス形態について曖昧だったので簡単な表にしてみました。
| MT4個人ライセンス | MT4基本ライセンス | MTOS | |
|---|---|---|---|
| 料金 | 無料 | \52500(税込) | - |
| 商用利用 | 不可 | 可能 | 可能 |
| ブログ数の制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| 投稿者数の制限 | 無制限 | 数に応じて料金が必要 | 無制限 |
| 再配布 | 不可 | 不可 | 可能 |
| サポート | サポートライセンスが必要 | シックスアパート | ユーザーコミュニティー |
| 機能 | 基本機能+α | 基本機能+α | 基本機能 |
MT4は高いというイメージがありますがMTOSを使用すれば導入コストを抑えることが可能になりました。
通常のサイト構築ならMTOSで問題ないでしょう。
ここで表をよく見ていただくと、MTOSだけ機能に+αがありません。
この+αは今私がわかっている部分で、カスタムフィールドの機能になります。
カスタムフィールドが使用できなのは痛いですが、カスタムフィールドを利用しなくても問題ない場合で、サポートを必要としない十分な技術力があれば使用しても問題ないと思います。
みなさん一度つかってみてください。
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- by 谷 春樹
- at 21:51
- in MovableType
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